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自己破産すると医療保険やがん保険は解約になる?

自己破産では借金の返済義務を免除してもらえますが、いくつかのデメリットがあるため、医療保険やがん保険も必ず解約になるのではないかと考える人は少なからずいます。
ここでは、自己破産で医療保険やがん保険が解約になる場合とならない場合についてまとめていきます。

自己破産で医療保険やがん保険が解約になるのはどんなとき?

自己破産をすると必ず医療保険やがん保険を解約しなければならないというルールはありません。
自己破産で医療保険やがん保険を解約しなければならない場合があるのは、保険に解約払戻金があって財産とみなされる場合です。
自己破産では20万円以上の価値があるものは処分すべき財産とみなされるのですが、保険の解約払戻金も財産の一つとされるため、解約払戻金が20万円以上の医療保険やがん保険は解約して解約払戻金を処分しなければなりません。
なお、複数の保険に加入している人の場合、すべての保険の解約払戻金を合わせて20万円以上になる場合は解約払戻金が処分の対象となります。
つまり、A社の医療保険の解約払戻金が10万円で、B社のがん保険の解約払戻金が12万円の場合、解約払戻金は合計で22万円であるため、保険を解約して払戻金を処分することになります。

自己破産で医療保険やがん保険が解約になると困る人はどうすればいい?

医療保険やがん保険が解約になると困る場合、自己破産ではなく任意整理や個人再生を利用するという方法があります。
任意整理の場合、持っている財産には何の影響もないため、医療保険やがん保険を解約する必要が生じることはありません。
個人再生では財産の価値以上の金額を返済しなければならないというルールがありますが、保険の解約払戻金が100万円を越えなければ影響はないので、あまり気にする必要はありません。

まとめ

自己破産で医療保険やがん保険が解約になるのは、保険の解約払戻金が合計20万円以上になるため財産として処分しなければならない場合です。
解約払戻金が20万円未満の場合は、保険を解約する必要はありません。
医療保険やがん保険が解約になると困るという場合は、財産に何の影響もない任意整理や、100万円以下の財産であれば影響がない個人再生を選ぶという方法もあります。

西宮の自己破産に強い司法書士